浮気慰謝料の相場とは?金額が高い条件とは?

イチロク
こんばんは!さきママです。

夫や妻などが浮気不倫をしていることがわかり、ムカつく!!!許せない!!と思うと相手に対する制裁として「慰謝料」請求をするのが選択肢の1つだと思います。

悪いことをしたのだから「慰謝料」と言う形であらわして欲しいと思う人も多いと思います。

しかし、慰謝料請求の金額、値段っていったいいくらなのでしょうか?たとえば慰謝料請求をするための証拠を得るために浮気調査を探偵に依頼したいけど、慰謝料の金額が安いと、痛い出費になってしまうし・・・。

それに、浮気不倫をした人達からどれくらい慰謝料をとることができるのか?どれだけ痛い思いをさせることができるのか??

相場を知りたいですよね??

今回は夫に浮気をされて慰謝料請求をした私の経験を踏まえつつ、慰謝料の相場についてご紹介していきたいと思います。

そもそも浮気の慰謝料請求は誰にできる?

まずは、念のため慰謝料請求というのは、法的に請求できるものなのでしょうか??

慰謝料の意味ですが

・苦痛や悲しみなど精神的損害に対する賠償

浮気や不倫の慰謝料とは?

不貞行為により生じた精神的損害を金銭によって償うもの

「不貞行為」とは不倫や浮気の事実で、簡単に言うと、体の関係があることです。

以下の記事に詳しくまとめてありますが

不貞行為の証拠をメールやLINEで取れる?慰謝料請求は可能?

例えばキスや手を繋いだだけなど、プラトニックな関係だと、慰謝料を請求することは難しいです。

ただ不貞行為が認めれれば、法的に慰謝料請求ができます。

また不倫浮気の慰謝料は誰に請求できるのでしょうか?

・あなたの夫や妻

・浮気相手

あなたの妻や夫が浮気をした場合、「浮気相手」と「あなたの妻や夫」の2人に慰謝料を請求することができます。

ちなみに、少ない例だと思いますが浮気相手が複数いた場合は、複数人に請求することも可能です。

ただ、重要なポイントがあります。

慰謝料として妥当だと判断された金額の総額しか、請求して受け取ることはできません。

例えば、あなたの夫や妻の浮気をした慰謝料金額として200万円が妥当な金額だと判断された場合のケースで考えると

浮気相手に200万円を請求して受け取った場合、更にあなたの夫や妻から慰謝料を受け取ることはできないのです。

二重請求はできません!!

しかしこのケースの場合、例えば、浮気相手に100万円、あなたの夫や妻に100万円という請求は可能です。

なので、誰にいくら請求したいのか??と言うのも、予め決めておくべきポイントだと思います。

 

浮気の慰謝料の相場は?金額を決める条件とは?

浮気の慰謝料の相場とは?その金額は一体いくらなのでしょうか?

できれば、自分がどれくらい請求できるのか??予め知りたいですよね。

しかし・・・正直、厳密な金額は決まっていないんです。

ただ一般的に、過去の例から50万円~300万円くらいであると言われています。

って、幅がありすぎでわからーーーん!?と思いますよね。

なぜ、こんなに金額に幅があるのでしょうか?

その理由は、不倫・浮気の状況・条件によって金額は違ってくるからなのです。

以下にいくつか例をご紹介します。

浮気によって夫婦が別居or離婚することになった

発覚した浮気によって、夫婦関係が壊れてしまったことは、増額の大きな要因になります。

浮気が発覚しても、浮気相手に慰謝料を請求して夫婦関係をやり直すこともあるかと思いますが、離婚、別居の方が慰謝料が高くなる可能性があると言うことになります。

 

夫婦の婚姻期間

夫婦の結婚してからの期間が短いと、慰謝料が減額される恐れがあります。例えば1~2年くらいだと短い期間になってしまい、低くなる可能性があります。

 

夫婦に子供がいる場合

夫婦に子供がいる場合は、いない人場合よりも慰謝料が高くなる要因になります。

また妻が妊娠中に夫が不倫した場合は、それ以上に妻の精神的苦痛を考え高額になる可能性があります。

 

浮気相手との間に子供がいた場合

考えただけで、ゾッとしますが・・・不倫相手との間に子供がいた場合は、慰謝料が高くなる傾向にあります。

 

浮気の頻度

付き合っている期間、また浮気の頻度なども慰謝料の増額、減悪の要因になります。

例えば、5年の付き合いと1年の付き合いでは確かに重さは違いますよね。

また1日限りの関係ということもあるかもしれません。これも不倫は不倫ですが、慰謝料をとるのは難しいでしょう。

また月に1回会う関係よりも、週に何回も会う関係の方が慰謝料が多い可能性があります。

浮気相手の支払い能力

これは、一番重要な要素かもしれません。

無い袖は振れないという感じです。

裁判になった場合、裁判所もあまりにも年収の低い浮気相手に高額慰謝料を請求しません。

相手が支払える範囲で、請求します。

「借金してでも払え!!!」ではありません(^_^;)まあ、そうですよね。

このように、浮気不倫の状況、またその浮気不倫の結果、家庭がどうなってしまうのか!?など様々な状況から金額が決まっていく訳です。

ただ、個人的に一番重要なのは「浮気相手の支払い能力」だと思います。

上記にも記してありますが、例えばお給料が安い人から高額な金額を請求することを裁判所や調停はしません。

その給料で頑張って払える金額を一緒に模索していく感じです。

なので、例えば、あなたのパートナーの浮気相手が学生だったり、アルバイト、給料の安い会社員、派遣社員などでしたら、他の条件がこっちに有利でも高額の慰謝料を得ることができない場合もあります。

示談で高い金額を請求することも可能ですが、決まったとしても、きちんと支払われるのか保証はありません。

示談ですと、約束を果たさなくても、罰せられることはないので、逃げられる可能性もあります。

 

慰謝料が高くなる条件とは?体験談から意外な理由とは?

先ほどご説明した慰謝料の金額を左右する方法ですが、あくまで多くのネットや書籍などに載っている基本的な条件です。

しかし私は自らの体験談から、他に慰謝料の金額が高くなる条件があると感じました。

それは・・・相手がどれだけ「不倫の事実」を周囲にバレたくないか??と言うことです。

この不倫の事実が周囲にバレたくないと言う気持ちが強ければ強いほど、給料が安くても、支払い能力がなくても示談で比較的高い慰謝料を支払う可能性があります。

どうして示談かと言うと、裁判や調停になってしまって、周囲にバレることを恐れるからです。

バレたくない人と言うのは・・・

・会社や会社の同僚

・家族(親・兄弟・夫や妻・親戚)

などですね。

もしあなたが不倫をしてしまった場合、正直、どちらにも絶対バレたくないですよね(^_^;)

その気持ちが強いほど、無理にお金をつくって、請求された金額に寄り添う形で示談で事を済ませようとする可能性があります。

この場合、アルバイトや学生などが不倫相手だと、アルバイトを辞めてしまえば良いので「会社や会社の同僚」には当てはまりません。

しかし、家族には絶対バレたくない人は別です。

例えば既婚者ならば夫や妻に知れるのを恐れる人もいます。

また家族関係によっては、親、兄弟、親戚に知られることを普通以上に恐れる人も。

この辺りは、ある意味運になってしまうのですが、この辺りの条件をクリアすれば比較的高い慰謝料を取れる可能性もあります。

この理由を私の体験談を具体的にご紹介していきます。

 

慰謝料800万円を請求してすぐに振込!?その理由とは?

ちなみに、私は慰謝料800万円を不倫相手に請求して、すぐに不倫相手が振込をしてきました。

ちなみに慰謝料800万円ってびっくりですよね。相場より全然高い・・・どうしてこんな金額を請求したのでしょうか?

それは・・・

800万円というのは400万円+400万円。

そう、なんと2人の浮気相手に請求したんです。

夫の不倫相手は2人でした(恥)

以下に詳しくまとめてありますが

浮気相手が慰謝料相場以上の800万円を支払った理由とは?【体験談より】

確固たる不貞の証拠をかなり苦労して手に入れた私は、不倫相手の2人に400万円ずつの慰謝料を請求しました。

金額は依頼した弁護士さんの提案でした。

私の場合・・・先ほどご紹介した基本的な上記の条件にあてはめると

①子供がいて妊娠中の浮気発覚による精神的苦痛は計り知れない

②浮気が原因で夫と別居

③1年近く付き合っていて週に数回会っていた(不貞の証拠の写真あり)

④電話、メールはほぼ毎日やり取り

これだけの条件が揃っていました。

ちなみに浮気相手は2人とも夫の会社の同僚でした。

浮気相手A子 30代半ば 正社員

浮気相手B子 30代前半 正社員

 

このことを踏まえ弁護士さんは「とりあえず400万円請求して相手の出方によって裁判で争いましょう」と言うことでした。

そして弁護士さんに400万円を請求する内容証明を2人の自宅宛てに出してもらったのでした。

以下、私の体験談の抜粋なのですが

ちなみに、当時・・・私は別居中の夫の携帯メールを私の携帯から見れるように、とある設定をしていました。

数年前のことですので、今ほどシステムや仕組みは厳しくありませんでした。

なので、できたことですが、恐らく今現在はそのような設定は不可能なのかな??と思います。

そのこともあり、私が内容証明を送った後の浮気相手の反応がわかりました。

2人とも、もちろんびっくりして・・・弁護士に相談したようです。

そう、ある事情で夫や不倫相手の状況を知ることができた私は、不倫相手の2人が弁護士に相談したことを知りました。

弁護士に相談した上で・・・

なんとすぐに2人は400万円ずつ振り込んできました。

ちなみにこの時点では2人はまさか自分が二股浮気をされているとは知りませんでした。

まさか自分と同額の金額を他の浮気相手が払っているとは思っていなかったと思います。

もしこの事実を知っていたら・・・きっと2人は慰謝料を支払わなかったかもしれません。

そう考えると、夫って本当にクズです。

我ながら自分の見る目の無さを改めて恥じます。

でもどうして?なぜ?2人が高額な慰謝料400万円を支払ったのか???

なんとなくメールのやりとりでわかりました。

その理由が以下です。

<慰謝料をすぐに振り込んだ理由>

①私が依頼した弁護士事務所が慰謝料請求に強い大手事務所だったから

②会社や家族に絶対にバレたくなかったから

③400万円と言う金額を見て確固たる証拠があると確信したから

この2つです。

ちなみに、内容証明には「お前たちの不貞の証拠はバッチリ持っている!!!」みたいなことは書いていませんでした。

内容証明の文面は

「貴殿は、〇〇氏と、同人が既婚者であることを知りながら、継続的に不貞行為を行っており、この行為は、通知人に対する不法行為に該当します。」

だけです。

もちろん、私達が証拠を持っているかどうかは2人は知りませんでした。

まず、2人とも弁護士さんに相談したようで、私が依頼した弁護士事務所が慰謝料請求に強い大手であることはわかったようで、それも大きな決め手になったと思います。

また400万円という強気の金額から確固たる証拠があると思ったようです。

と言うか、突然、弁護士から内容証明が来ただけでなかなかビビりますよね~。

そして慰謝料を払った理由として一番大きな要因は②だったようです。

2人は実家暮らしだったり、家族と仲が良いようなので、家族に知られることを非常に恐れていました。

だったら、家族を悲しませることをなんでしたんだーーーーと思いますが(>_<)

裁判や調整になってしまったら、家族に知られてしまう危険性があります。

そして彼女たちが家族よりも更に知られたくなかったのは、会社でした。

2人の難しい年頃の独身女子たちは、会社に知られて仕事を失くことを非常に恐れていたのでした。

これが、もし派遣社員だったりアルバイトだったら違っていたかもしれませんね。

どちらもすぐにやめてしまえば良いのです。慰謝料を払うくらいならば、仕事を変えた方が良いです。

もちろん支払能力もなかったと思います。

年収もそれほど低くなく、また30代という微妙な年齢の女性が転職するのはリスクです。

もちろん転職しないまでも、会社や同僚たちにバレてしまって、会社に居づらくなることは地獄だと思います(>_<)

この絶妙な条件が重なり・・・彼女たちは高額慰謝料を内容証明を送ってからすぐに支払ってきた訳です。

このように、慰謝料を支払うのには、支払う人の立場は立場や状況によって左右されるのだと、勉強になりました。

例えばあなたの夫や妻が家族や親戚とのつながりを非常に大事にする人であれば、示談で高い慰謝料を得ることも可能かもしれません。

そのように、あなたの夫や妻、あるいは浮気相手がどれだけ周囲に不倫の事実を知られたくないのか??が重要はポイントになってくるので、基本的な条件に当てはまらなくても、慰謝料を得ることを諦めないで欲しいと思います。

また慰謝料を得るには、不貞の証拠が必要です。自分である程度は証拠集めをすることは可能です。

浮気の証拠集め開始!探偵調査の前準備【体験談7】

しかし、決定的な不貞の証拠はやはり探偵の浮気調査で撮影された写真になってしまうと思います。

金がかかるので、なかなか誰でもと言う訳にはいかないのですよね~。

しかしできるだけ安く、また信頼できる探偵社を探したい!という方には以下でさきママが個人的に利用した探偵社や、他にも探偵社の探し方などを紹介していますので、是非合わせてご覧ください。

信頼できる浮気調査の探偵社の条件や見抜き方とは?無料相談が勝負!

 イチロク

 

この記事を書いた人

さきママ

さきママ

はじめまして!2人の子供を持つさきママです!
今はとても幸せな毎日を送っていますが、数年前に妊娠中に夫に浮気された時は地獄の日々を過ごしました。
浮気調査を探偵に依頼して、弁護士に会ったりと初めての経験で失敗を繰り返しどん底の日々でした。
自分と同じように悩んでいる人にこの時経験したり勉強して得た知識や情報を発信していけたらと思いました。