夫の浮気で離婚する準備と注意点は?体験談から後悔しないポイント

こんばんは!さきママです。

夫の浮気がわかると・・・やっぱり「離婚」の文字が浮かびますよね。

私も夫の浮気のヒドい実態がわかり、裏切りや嘘の数々を目の当たりにして一緒にはやっていけない「離婚」だーーーと思いました。

でも「離婚」って簡単ではないことは、多くの人がなんとなくわかっています。

そんな夫の浮気が発覚した後に離婚の準備や注意点を体験談からまとめていきます。

夫の浮気で離婚?女弁護士の言葉に「甘さ」を痛感した体験談

「離婚」の準備や注意点についてお話しする前に、私の体験談を少しご紹介します。

私は夫の浮気が発覚した当時、小学校に上がる前の幼い子供がいて妊娠中の専業主婦でした。

すごい条件ですよね(^_^;)

念の為まとめると

・幼い子供が2人(1人妊娠中)

・専業主婦

これだけで「離婚」へのハードルがすごく上がりますよね(^_^;)

しかし夫の浮気を確信した後、私は気付いたら、夫の浮気の証拠を取ることに躍起になります。

もちろん同時に「離婚」と「離婚するならばどういう準備が必要??」と考えていたのですが、それよりも「夫の浮気の証拠を取る」ことに重点を置いていました。

もちろん、今考えると、このことは悪いことではなかったと思います。

妊娠中の浮気で慰謝料800万!体験談から復讐の一番の方法とは?

しかし私は「離婚」の大変さについてそれほど真剣に考えていなかったのでした。

そのことを、ある女性弁護士の言葉で痛感することになります。

探偵社に依頼して最初にゲットできた証拠は夫と浮気相手のキス写真でした。

そう・・・キス写真だけだと不貞行為として認められない可能性があるんですね。

この写真を手に、私はある「離婚問題」で有名な弁護士さんを紹介してもらい、相談に行きます。

その方はテレビの情報番組でレギュラー出演していたことのある比較的有名な弁護士さんでした。

そして「キス写真」を見せて「慰謝料を取ることが可能ですか?」と尋ねました。

夫と離婚して子ども達と一緒に新生活をスタートするには、ある程度のお金は必要だと思い、そのためにはまずは慰謝料だ!!!と思っていました。

するとその女弁護士さんは「(キス写真は不貞行為と認められるか)グレーだね。慰謝料請求したいならやるけど(慰謝料を取れる可能性は)五分かな。」と。

私は落ち込みます。

そんな私に「こんなことをしてるなら、早く新しい仕事を探して新生活のことを考えた方が良い」と言う先生。

「こんなこと」と言うのは、探偵社を雇って不倫の証拠を取っていることですね。

こんなことで時間とお金を使っているならば、前を向いて、子ども達と生きていくために新しい仕事のことを考えなさいということでした。

確かに正論です。

この話は数年間のことで私はこの後、かくたる証拠を獲得して慰謝料請求に強い別の弁護士に依頼して慰謝料800万円をゲットすることになります。

そして今私が思うのは、この女弁護士先生の言うことは正論ですが、100%正しいことだとは思いません。

なぜなら、私は弁護士先生に言われた「こんなこと」をこだわって続けて慰謝料を獲得して、子供たちとの新生活の経済的な不安を大きく軽減できました。

これはすごく大きいことでした。

しかし、この女弁護士さんの言葉の重みは感じなければいけないと思いました。

離婚するということは、子供を女手ひとつで育てなくてはいけない。

そのために仕事を得なくてはいけない。それはとっても大変なこと。

正直、専業主婦だった私は仕事がなかったので、幼い子供が2人いる状態で仕事を探すのは困難です。

しかし頭のどこかではわかっていたつもりだったのですが「離婚」がそんなに甘いものではないんだ、大きな心構えと決意が必要だと改めて痛感させられました。

なので、この弁護士先生とは相談だけで終わってしまったのですが「離婚」について「簡単じゃない」「甘くない」と言うことを認識させてもらったことで、この女弁護士さんとお話しできたことはとても良いことだったと思います。

 

夫の浮気で離婚できる?条件で考える注意点やリスクも

夫の浮気で「離婚」。確かに夫のヒドい行為は許せません。

しかし、簡単に「離婚」できませんよね。

大きな問題はぶっちゃけお金です。やっぱり生きていくには、お金が必要です。

場合によっては、お金のために、我慢して結婚生活を続けるべきかも??と迷う状況もあります。

実際に夫の浮気からの・・・そういう選択(離婚しないで我慢する)をした人も多いと思います。

以下に、離婚すべきか?離婚しないべきか??考えるためのポイントをまとめていきます。

①子供の有無

もし、あなたに子供がいなければ、離婚という選択肢は問題ないと思います。

あなたが健康上特に問題がなければ、どうにか1人で働いて1人で生きていくことはできますよね?

なので子供がいない場合、どうしても離婚したい場合は問題ないと思います。

しかし、あなたに子供がいた場合、簡単に「離婚」を決断できません。

・子供の人数

・子供の年齢

上記の条件によっても違って来ると思います。

子供が1人だったらどうにか幼くてもシングルマザーで生きていけるかもしれません。

もちろん、仕事や夫から貰える養育費の金額にもよります。

しかし子供が2人、3人、4人。

あなたも大変ですが、一緒に苦労する子供たちが一番可哀想かもしれません。

ただ、子どもが多くいても年齢が比較的高い場合は、あと数年頑張れば子供たちが自分の手から離れる!と言うこともあると思います。

これから、どれくらい子供と生活するのにお金がかかって、何年それを維持しなくてはいけないのか?自分にそれができるのか?考えてみてください。

 

②仕事

「仕事」については、子供がいる場合に考えることです。

子供がいなければ、健康な女1人だったら、どうにか仕事をゲットして生きていけますよね。

あなたが既に仕事をしていて、ある程度の収入が見込める場合は、子供の人数や年齢を加味して考えてみると離婚する選択も可能かと思います。

また仕事をしてなくても「手に職がある」「仕事のコネがある」など仕事を獲得できる条件があるならば、経済的にも多少安心ですね。

しかし子供が幼い場合注意が必要です。

面接で「子供が病気になったら休むかもしれません」と言う人を雇ってくれる会社や職場・・・最近は探せばあると思いますが、まだまだ少ないです。

これはシングルマザーに限らず働くママの悩みですね。

しかし、そんな困難の中、仕事をゲットして子供を養っていけるのか?考えてみることが大事です。

 

③夫からの養育費が貰えるか?

これも大きいです。

夫からの養育費は調停や裁判などでは、金額テーブルがあって、年収や子供の人数や年齢などの条件決まっています。

以下リンクより、夫と妻の収入による婚姻費と養育費の貰える額のテーブルが参照できます。

養育費・婚姻費用算定表

ちなみに、夫の浮気が発覚した場合、まずは個人的には別居をおすすめします。

以下の記事にまとめてありますが・・・別居中に夫から貰える「婚姻費」の方が「慰謝料」よりも多少高くなっているんです。

妊娠中の夫の浮気は離婚より別居がいい!理由とその後の体験談とは?

以下テーブルの条件による養育費、婚姻費の例ですが

子供1人(0歳~14歳)夫の収入500万円 妻の収入0円

養育費:4万~6万

婚姻費用:8万~10万

 

子供1人(0歳~14歳)夫の収入800万円 妻の収入0円

養育費:8万~10万

婚姻費用:14万~16万

 

まず、別居中の婚姻費用の方が高いですね。

そして年収が多いほど、もちろん養育費、婚姻費用も高くなります。

夫の年収から月々どれくらい貰えるのか??考えて生活できるのか考えてみてください。

しかし、ここで、注意があります。

養育費や婚姻費は絶対に貰えるとは限りません。

と言うのも、日本では養育費や婚姻費を支払わなくても罪に問われません。

なので、離婚後の母子家庭で、養育費を父親からもらっている割合は・・・

なんとおよそ「20%」と言うあり得ない数字なんです。

そう考えると、ちゃんともらっているのはラッキーと思ってしまいますね。

正直、踏み倒すことは簡単なんです。

あなたの夫は、ちゃんとした会社に勤めている場合、調停や裁判できちんと養育費や婚姻費について約束を交わしていれば、給料差押えなどで支払いをしない人から慰謝料のお金をとることは可能です。

しかし、もし夫が会社を辞めてしまったら、この約束は効力がなくなってしまいます。

またそもそも調停や裁判に出てこないで、養育費や婚姻費を支払わない輩もいます。

なので、養育費が貰える状況なのか?なども考えてみた方が良いと思います。

④実家の経済状況

ぶっちゃけ実家がお金持ち、比較的経済的に余裕があり、そしてやさしいご両親の場合、今までの条件は全て忘れてください(笑)

もちろん、できれば自分の力でやっていくことが理想ですが、子供がいた場合、ご両親と一緒に暮らせるとかなり助かります。

また子供も家族が多い方が寂しくないし、ご両親が迷惑でなければ良いことだらけだと思います。

逆にご両親が娘と孫の帰宅を喜ぶなんて話も聞いたことがあります(^_^;)

また子供がいない場合も家賃が浮くのは助かりますよね~。

あなたが仕事をしていても、子供の面倒を見てもらえる可能性もありますし、もし子供の面倒を見てもらえなくても、実家暮らしで家賃の支払いがないだけ経済的にも大きな助けになります。

もちろんご両親が自分にしてくれることを当然と思わないで、感謝の気持ちと態度で臨んでくださいね。

 

⑤夫への気持ちは?反省して改心しそうか?

もしかしたら、これが一番大事かもしれません。

夫の浮気がショックで「離婚してやるーーー!!」と思っていてもあなたの気持ちが夫にまだあった場合、離婚しない選択肢もありますね。

その場合

・夫がきちんと反省しているのか?

・夫が今後改心して家庭に向き合ってくれそうか?

と言うことを確認した方が良いですね。

もちろん、浮気男は、浮気した直後には反省の様子を見せて・・・しばらくして元に戻る人が多いです。

いわゆる「喉元過ぎれば熱さを忘れる」っているやつです。

でも、夫に気持ちがあるのであれば、別れないと言う選択肢もありですね。

特にお子さんがいた場合、やはり両親が揃っていないのは、とてもかわいそうです。

日本でも、昔に比べてだいぶ離婚率が上がってきて、母子家庭も多くなってきていますが、まだまだ両親揃っている家庭が圧倒的に多い現状です。

私が今、1人で子供2人を育てているのですが、やはり寂し思いをさせてるな~と時々実感します。

もちろん、夫が反省もしていなくて、何度も浮気を繰り返して、浮気以外にも問題があり、結婚生活を続けた方が、自分や子供のために良くない場合もあります。

夫の今後のことを考えて総合して判断する難しいことが必要になってきますね。

 

夫の浮気からの離婚の準備とは?

慰謝料を取るために動く

新しい生活のためにお金があったら助かります。

そして夫が浮気をしているということが確実であれば、夫や浮気相手から慰謝料を取ることが可能です。

あなたはそれだけ、精神的に傷つけられたので、慰謝料を貰う権利があります。

なので、新生活のためにも離婚を決意した場合は、慰謝料を獲得するために、行動することをおすすめします。

以下、私の体験談をまとめてありますので、参考にしてください。

妊娠中の浮気で慰謝料800万!体験談から復讐の一番の方法とは?

 

仕事を探す・資格を取る

浮気の慰謝料を取れても取れなくても、今後生活するために、仕事が必要です。

今、仕事をしてない人は、離婚を決意した時点で、仕事探しを始めてみるのもありです。

また、現在仕事をしている人でも資格を取って、他の給料アップを狙える仕事をゲットする準備をすることも大事かもしれません。

もちろん、仕事が現在ない人も仕事をゲットするために仕事に繋がる資格を取るのも良いと思います。

公共職業安定所(ハローワーク)に行ってみたり、ハローワークとは別に以下のように地域で就労支援を行っている場合もあります。

そういった、支援の施設を積極的に活用して、離婚の後の仕事について考えてみてください。

 

まとめ

離婚して生活していくのは、条件によってはとても大変な状況になってしまうこともあります。

離婚後の生活をシュミレーションしてお金のことその他の条件を総合して「離婚」について真剣に考えてみてください。

 

この記事を書いた人

さきママ

さきママ

はじめまして!2人の子供を持つさきママです!
今はとても幸せな毎日を送っていますが、数年前に妊娠中に夫に浮気された時は地獄の日々を過ごしました。
浮気調査を探偵に依頼して、弁護士に会ったりと初めての経験で失敗を繰り返しどん底の日々でした。
自分と同じように悩んでいる人にこの時経験したり勉強して得た知識や情報を発信していけたらと思いました。