不倫相手に慰謝料請求した体験談から支払う有効な証拠や条件とは？

こんばんは！さきママです。

夫や妻などの不倫に気付き、確信が持てた人が迷った挙句辿りつく一つの選択が「不倫相手への慰謝料請求」だと思います。

かくゆう私も夫の不倫相手に慰謝料請求して、支払いを受けた経験があります。

妊娠中の浮気で慰謝料800万！体験談から復讐の一番の方法とは？

私が慰謝料請求をするにあたって、知りたかったこと、疑問に思ったことなどを体験談を通して、まとめていきたいと思います。

・慰謝料請求できる有効な証拠は？

・慰謝料で請求できる金額は？

などなど、ご紹介していきたいと思います。

慰謝料請求に有効な証拠とは？

慰謝料を請求するためには、あなたの夫や妻が不倫相手と浮気をしている証拠がなくてはいけません。

証拠もなしに慰謝料請求をしても慰謝料が支払われることはありません。

では、一体慰謝料請求ができる、不倫関係を証明する証拠とは一体何なのでしょうか？

それは不貞行為を証明することです。

不貞行為とは、いわゆる肉体関係です。

例えば

2人きりでデートをしただけ

手を繋いだ

キスをした

と言ったようなプラトニックな関係は不貞行為とはみなされません。

また、風俗や一度きりのワンナイトラブ的な関係も不貞行為とはみなされない可能性が高いです。

継続して複数回体の関係があった場合、不貞行為と認められて慰謝料請求が可能です。

以下、具体的に証拠として提出できる、集めるべきものを紹介していきます。

・写真

・メールの文面、携帯の発信受信履歴

・レシート、ポイントカード

・SNS（ラインやフェイスブックなど）の文面、写真

・手帳

・GPSの位置情報

・ボイスレコーダーの音声

以降で詳しく解説していきます。

写真

それだけで単独で不倫の不貞関係が認められるのが「写真」です。

ほとんどの場合、探偵社に依頼して取ってもらうもので

・ラブホテルに2人で出入りする写真

・夫や妻が浮気相手の家に出入りする写真

などです。

自分で取ることも絶対不可能ではありませんが、2人を尾行して写真を撮るのは指南の技だと思います。

訓練を重ねた探偵でさえ、失敗することもあるなんて話もあります。

ちなみに、男女が長時間密室に2人きりで過ごした証拠があれば、それは不貞行為と見なされます。

よく芸能人が「（2人でしたが）部屋でずっとゲームをしてた」とか言い訳をしていますが（笑）

事実はどうであれ、法的にはこれらの写真があれば2人の間に肉体関係があったと認められます。

また1日だけの写真よりも、2日、3日と2人が複数回肉体関係を持ったとわかる証拠の写真があれば、より不貞行為と認められやすいです。

メールの文面、携帯の発信受信履歴

メールの文面だけで、不貞行為の証拠とするには難しいかもしれません。

しかし、他の証拠を組わせて複数の証拠で不貞行為としての証拠として提出して裁判や調停などで認められる可能性があります。

メールの文面で、2人が肉体関係を持ったとわかるような内容があったら保存しておいてください。

私の場合不倫相手が夫と喧嘩したのか怒って

「私はセフレだったのね！！！」と言うメールを入れてきてくれました。

セフレということは、1回きりの関係ではないですよね(^_^;)

また「昨日の夜は♡♡」と言う、ここでは書けないような卑猥な文面などがあると、不貞行為があった証拠になりますよね。

また不貞行為がわからなくても、毎日プライベートなやり取りをしていたら、他の証拠と組み合わせることは可能です。

毎日のように「大好き♡」「また明日♡」「早く妻と別れて・・・」なんとやり取りしていたら、どう考えても友達以上の関係ですよね～。

なにが不倫の証拠として証明できるかわからないので怪しいと思ったメールは保存しておいてください。

またかなりの頻度で2人が電話のやりとりをしている履歴があれば、2人が深い関係だと証明できる証拠の１つになりうる可能性があります。

レシート、ポイントカード

2人で食事などをしているレシートがあれば、その頻度や場所から2人の親密度がわかります。

またホテルのレシート領収書などがあればばっちりですね。

まあ、ホテルのレシートを財布に入れっぱなしにしておく人は少ないと思いますが盲点なのがポイントカードです。

最近ラブホテルのポイントカードはホテル側が配慮していて、ホテルのポイントカードだとわからないように作ってあります。

例えば私がずっと前に発見したパートナーのポイントカードは見た目がケーキ屋さんで「パティスリー」と書いてありました（笑）

電話番号や住所などを検索するとホテルが出てきます。怪しいポイントカードがあったら、検索してみてもしホテルのポイントカードだったら証拠としてゲットしておいてください。

SNS（ラインやフェイスブックなど）の文面、写真

ラインだけでなくフェイスブックなどでデートの様子を文面、画像でアップしてしまうおバカさんもいます。

あなたの夫や妻だけじゃなく不倫相手の素性がわかるのであれば、そのSNSを調べてみるもの方法です。

意外にもその証拠が隠れているかもしれません。

手帳

最近スマホやSNSでやり取りしたり、スケジュール管理をするのが多いですが、意外にも手帳派の人もまだいます。

あなたのパートナーが手帳派だったら、忘れずにチェックしてみてください。

意外に手帳に不倫相手のことや、不倫相手との約束、場所などを書いていることもあります。

GPSの位置情報

あなたのパートナーにGPSを仕掛けた場合

GPSの浮気調査は証拠になる？有効で慰謝料請求できるか体験談まとめ

浮気相手の自宅の位置情報がわかるかもしれません。

また浮気相手の自宅の位置に夫が頻繁に長時間滞在していることがわかれば、他の証拠と組み合わせて有益な証拠になる可能性もあります。

ボイスレコーダーの音声

GPS同様、仕掛けるのは大変ですが、音声からかなりの不倫の証拠をゲットすることができます。

ボイスレコーダーの浮気の証拠は違法？有効なのか弁護士に聞いた体験談

2人が頻繁に会っていて会話している音声があれば親密な関係であることがわかれば、他の証拠と組み合わせて不貞関係が認められる場合もあります。

また、2人の会話から、不貞関係がわかる内容もゲットできるかもしれません。

絶対に相手にバレないように、注意深くボイスレコーダーを仕掛けるのも方法の一つです。

これらの証拠は、不貞の証拠のためだけでなく、後々探偵に確実である不貞証拠の写真を撮る依頼する際に、探偵の浮気調査を成功させるための大きな証拠ともなります。

例えば

・毎週〇曜日に2人は会っている

・来週〇曜日に2人が会う約束をしている

など2人が会ってデートする日をあらかじめ知ることができれば、浮気調査がすぐに終わり低額で済みます。是非是非浮気調査を成功させるために、自分でできる浮気調査をやった方が良いというのは、私の経験からの意見です。

不倫相手に慰謝料請求できる金額は？

そして気になる不倫相手に慰謝料請求できる金額です。

不倫に関する慰謝料の相場っていくらなのでしょうか？

厳密には決まってないようですが、過去の例として言われているのが

50万円～300万円です。

金額にかなり幅がありますよね(^_^;)

不倫や状況や、慰謝料請求する相手の条件によって金額が違ってくるんです。

ここでは、以下にいくつか例を挙げていきます

 

浮気によって夫婦が別居or離婚することになった

発覚した浮気によって、夫婦関係が壊れてしまったことは、増額の大きな要因になります。

浮気が発覚しても、浮気相手に慰謝料を請求して夫婦関係をやり直すこともあるかと思いますが、離婚、別居の方が慰謝料が高くなる可能性があると言うことになります。

夫婦の婚姻期間

夫婦の結婚してからの期間が短いと、慰謝料が減額される恐れがあります。例えば１～2年くらいだと短い期間になってしまい、低くなる可能性があります。

 

夫婦に子供がいる場合

夫婦に子供がいる場合は、いない人場合よりも慰謝料が高くなる要因になります。

また妻が妊娠中に夫が不倫した場合は、それ以上に妻の精神的苦痛を考え高額になる可能性があります。

 

浮気相手との間に子供がいた場合

考えただけで、ゾッとしますが・・・不倫相手との間に子供がいた場合は、慰謝料が高くなる傾向にあります。

 

浮気の頻度

付き合っている期間、また浮気の頻度なども慰謝料の増額、減悪の要因になります。

例えば、5年の付き合いと1年の付き合いでは確かに重さは違いますよね。

また1日限りの関係ということもあるかもしれません。これも不倫は不倫ですが、慰謝料をとるのは難しいでしょう。

また月に1回会う関係よりも、週に何回も会う関係の方が慰謝料が多い可能性があります。

 

浮気相手の支払い能力

これは、一番重要な要素かもしれません。

無い袖は振れないという感じです。

裁判になった場合、裁判所もあまりにも年収の低い浮気相手に高額慰謝料を請求しません。

相手が支払える範囲で、請求します。

「借金してでも払え！！！」ではありません(^_^;)まあ、そうですよね。

ここまでいろいろな要素を見てきましたが、個人的に一番のポイントは「浮気相手の支払い能力」だと思います。

どんなに支払うべき条件が揃ったとしても、支払い能力がなければ無意味になってしまいます。

これは、男女に限ったことではないですが、浮気相手が若い女性の場合、アルバイトだったり、派遣だったり、正社員でも年収が低い場合は、高い慰謝料を請求することは難しいかもしれません。

不倫状況などによって、慰謝料が減額されたり、増額されたりするんですね。

なので、あなたが持っている証拠が多い方が良いです。

例えば、不貞の証拠を複数回わかる写真があっても、2人がどれくらい長い不倫関係なのかはわかりません。

しかし、手帳やメールなどから2人の関係の期間がわかる場合もあります。

浮気の頻度や期間などは増額の大きな要因になります。

しかしどんなに強い証拠があっても、重要なことは「不倫相手の支払い能力」です。

こればっかりは言い方が悪いですが、運ですよね(^_^;)同じくらい辛い思いをして、相手の支払い能力によって金額が異なるのは納得がいきませんが、かなり重要な要因になってきます。

まとめ

不倫相手に慰謝料請求するための、支払う有効な証拠や条件についてのまとめいかがだったでしょうか？

少ない金額だったとしても、不倫相手に支払を要求して反省を促すのは重要かもしれません。

もちろん一番憎むべきはあなたのパートナーですが、パートナーに反省させる意味でも不倫相手への慰謝料請求は有効であると私は思います。

そのためには、日ごろから自分でできる証拠集めをしていくことをおすすめします。