GPSの浮気調査は証拠になる?有効で慰謝料請求できるか体験談まとめ
夫の浮気調査を自分でやる方法はいろいろありますが、今回は比較的手軽なGPSでの証拠についてまとめていきます。
心配なのが、せっかくGPSで証拠を取っても裁判などで有効なのか?慰謝料請求できるのか??心配ですよね。
こちら、弁護士さんに聞いてみたので、まとめてみました。
また「GPSでの浮気調査」のリスクや調べ方を私の経験談からご紹介します。
GPSの浮気調査とは?
GPSの浮気調査はその行動パターンから大まかに言うと2つあると思います。
①車での移動タイプ
②徒歩での移動タイプ
以降で、ご紹介していきます。
①車での移動タイプ
基本的に車で移動する人に仕掛けるGPSです。車にGPSを仕掛けます。
人や人の持ち物にGPSを仕掛けるよりも、車の方がバレにくく、難易度が低いです。
私の場合は、夫が徒歩タイプだったので、本当に仕掛けるのが大変でした(>_<)車移動タイプの方が羨ましかったです。
ただ、車に仕掛けると車から降りた後の行動が追えないので注意が必要です。
もし確実な行動パターンを把握したい場合は徒歩行動パターンのGPSを仕掛けた方が良いです。
②徒歩での移動タイプ
そして車移動ではない、徒歩や電車での移動タイプのパートナーの方は、かなり難易度が高いですが、人の衣服やバッグなどの持ち物に仕掛ける必要があるパターンです。
でも、これはかなりリスクがあります。
良く言われるのが・・・衣服に縫い付ける。
でも、これバレそうで怖くて私はやりませんでした(>_<)
いくら小型のGPSがあるとはいえ、リスクはかなりあります。
個人的におすすめなのがバッグです。
バッグの裏地に縫い付けるパターンです。
私は内ポケットが薄い布だったので、そこを切ってGPSを入れて、切った部分を縫いました。
そして、充電が必要なので、夫が夜寝ている時に、布を切ってGPSを取りだし、充電してから戻して縫うことを繰り返していました。
ただ、これもバッグの大きさ、普段物がどれくらい入っているのか?などにより不可能かもしれません。
私の夫は、かなり多くの物を雑に入れていて、パンパンで整理もあまりしないタイプでしたので助かりマシた(^_^;)
きっちりしたパートナーの方は、リスクがあるので慎重にGPSを仕掛けるのか考えてください。
GPSでの証拠は役に立つ?慰謝料請求できるの?
GPSはリアルタイムで本人の位置情報がわかるタイプ(PCやスマホで確認可能)のものを使用することをおすすめします。
後で回収してから履歴を確認できるものもありますが、絶対にリアルタイムでわかった方が良いです。
私はリアルタイムで位置情報がPCやスマホで確認できるものを使用していました。
今はかなり性能が良いものがたくさん出ていますが、数年前はあまりなく、auで当時レンタルしていた子供やお年寄りを見守るためのGPSを使用していました。
これがなかなか制度もよく、正確な位置情報がわかり、浮気調査の役にたちました。
GPSでわかるのは位置情報だけですが、何がわかるかと言うと。
①頻繁に行っているお店や場所
②浮気相手の自宅のだいたいの場所
③浮気相手と一緒に入ったホテルの場所
④浮気相手の自宅やホテルなどにどの頻度で行っているのか?
⑤毎週〇曜日にデートするなど行動パターンがわかる
まず浮気相手について何もわからない場合、頻繁に行っている場所があると、そこが自宅である可能性が高いです。また行きつけのホテルなど。
そして浮気と認められる不貞行為は複数回あった方が良いので、その頻度が多いと、より浮気をしていると認められやすくなります。
ちなみに、GPSの位置情報は浮気の証拠として有効なのか?と言うと、単体では正直浮気の不貞の証拠としては認められるのは難しいです。
しかし、メール履歴、通話履歴、PASUMOやsuicaの履歴、レシート、そして探偵社の撮った証拠写真などと組み合わせて有力な証拠となる場合があります。
例えば、浮気相手の自宅に入った写真は、別の日で2パターン以上あった方が好ましいです。
1度だけの体の関係のだと不貞行為として見なされない恐れがあります
ただ、1度だけの写真でも、他の証拠と組み合わせて裁判で不貞行為と見なされる場合もあります。
継続して浮気の行為をしていることで慰謝料請求できやすいです。
また頻度が多いと悪質と見なされて慰謝料の金額が高くなる可能性もあります。
例えば写真で撮影された浮気相手の自宅の位置情報が何日も確認できたら、複数回関係があったと認められる可能性もあります。
認められれば慰謝料請求も可能です。
またGPSによって浮気の行動パターンがわかると、探偵社に浮気調査を頼む時とても助かります。
浮気調査は浮気の証拠が取れない場合もあります。
あなたは、浮気相手とパートナーがいつデートするのかわかりますか?
「今日遅く帰るから」と言われても会社の飲み会かもしれないし、友達と飲みに行くだけかもしれません。
GPSを行動をモニタリングして「毎週水曜日に自宅に行っている」「週末にデートしている」などパターンがつかめれば2人のデート日を特定しやすいです。
そういった意味で、GPSでの調査はかなりおすすめです。